「ハッサク」

 2月が旬も果物の一つに、「ハッサク」があります。漢字で書くと「八朔」で、旧暦の8月1日を意味しています。冬と夏、真逆の季節なのに何故なのでしょうか?ハッサクの歴史は、1860年頃に広島県因島にあるお寺の住職の生家で原木が発見されたことが始まりだそうです。その住職が、「八月朔日(八朔)の頃から食べられる」と言ったことから「八朔」となったとされています。酸味と少しの苦味が特有のハッサク。そのまま食べられるのはもちろん、ゼリーやジャムなどにアレンジしたりして食べるのも楽しそうですね。