緑内障について①

 緑内障は、目の視神経に異常が起き、視野が狭くなったり視力が低下したりする目の病気です。目には、水晶体や角膜など血管がない組織に栄養を与えたり代謝物を洗い流したりしている房水といわれる液体があります。その房水が眼球にたまり過ぎると眼圧が上昇し、その結果、視神経が圧迫され、視神経の陥凹(へこみ)や萎縮が起こり、視野の欠損、視力の低下を来し、緑内障となります。