VDT症候群について①

 VDTって、何のことかご存じですか?

 VDT(Visual Display Terminals)とは、パソコンやスマートフォン、テレビゲーム、ポータブルゲームなどの画像表示端末のことを言います。私たちの周りにはVDTがいっぱい!しかも、コロナ自粛でVDTを使用している時間が子どもも大人も非常に長くなっています。あなたは何時間、画面を見ていますか?

 昨今、VDT症候群といわれる新しい病気が増加しています。VDT症候群とは、VDTを長時間使用することにより、目・体・心に影響が出る病気です。IT眼症とも呼ばれています。

VDT症候群になるとどうなるの?

眼症状 目の調節機能や運動のストレスによる目の疲労(眼精疲労)、ドライアイ、視力低下、目の異物感、結膜の充血

筋・骨格系症状 肩こり、首から肩・腕の痛み、だるさ、慢性的になると背中の痛み、手指のしびれ

精神症状 頭痛、耳鳴り、イライラ、けん怠感、疲労感、不安感を招いたり抑うつ状態にもなります