コミュニケーションの取り方④

「より良い人(子ども、親、教員…)とのコミュニケーションの取り方④

*子どもの話を上手に聴くための10のコツと4つの視点

・子どもの発達を理解しながら、それに合ったかかわり方等を考える

・子どもの自己肯定感が高くなれば、やる気、意欲も高くなる。子どもの周囲にいる人の言葉がけ、かかわり方の工夫の必要性

・子どもの考える力が育つと、我慢する力が育まれると同時に個々の目標に向かう選択肢が増え、可能性が高くなる

・親の性格の把握、生き様を自己一致させながらストレスマネージメントを行う(子どもの話を聴いてあげる心の余裕と許容量を拡げる。また子どもの経験が増えれば余韻がプラスのモチベーションに変化する)「気持ちの変化⇒余裕がうまれ⇒言動が相手の立場で納得に至る」

1、子どもが話す内容をまずは「うん、うん…、そうなんだね…」とじっくりと聴いてあげる。子どもの話を途中でおらないよう注意。

2、子どもの言葉を否定せず、まずは受容して、共感してあげてください

3、子どもと一緒に悩みつつも、外見では、親がどっしりと構えて聴いてあげる姿勢を持っておいてください。

4、親の意見のみを伝えることはよくありません。

5、子どもが親に伝えたい内容、または、「子どもが…というように今、感じているんだよね」と気持ちを代弁してあげる。

6、子どもの悩みは頭の中でぐるぐると錯綜していることが多く、何か不安でいっぱいになっています。少しでも子どもの不安の想いをはっきりと明確に整理してあげてください。

7、子ども自身の自己選択、自己決定、自己責任が重要です。親の意見を優先するのではなく、子どもの環境で子ども自身が自分で考えられるように導いてあげてください。

8、いろいろな解決への方法を親と一緒にゆっくりと導いてあげる。

9、子どもの気持ちが落ち着いたら、おいしいご飯の話題を提供してみてください。

10、今の状況は、ずっと長く続くことではありません。子どもと一緒に向き合うことが、後の子どもの強さと勇気に変わっていくことを親が理解しておいてください。